被告は7月31日に初出廷したオランダ・ハーグの旧ユーゴ国際戦犯法廷で、ホルブルック米国務次官補(当時)と密約があったと主張。
セルビアでは、裏取引に関する証言や情報が連日伝えられ、報道も過熱する一方だ。
2日付のセルビア紙ブリッツは米情報筋の話として、米中央情報局(CIA)が電話の盗聴で、カラジッチ被告が2000年まで米国の保護下にあったと報じた。
別のセルビア紙は「カラジッチ・ホルブルック合意」とされる署名入り文書のコピーを掲載。
文書はカラジッチ被告が政府と政党の役職から退けば、少なくとも6年間保護する−−とした内容だ。
いずれも密約の存在を認める形になっている。
カラジッチ被告は、「ホルブルック氏は私が公の場から姿を消せば、国際戦犯法廷の訴追を免除すると約束した。だが、米国の思惑通りにならないと分かると私を抹殺しようとした」と主張。一方、内戦を終結させるデイトン合意取りまとめに尽力したホルブルック氏は裏取引疑惑について「まったくのでたらめ」と否定している。
米国はコソボ紛争時の99年、北大西洋条約機構(NATO)による空爆を主導し、コソボの独立を支援するなどセルビアにとって煙たい存在だった。
セルビアでは民族派を中心に反米感情が残り、カラジッチ被告に同情的なムードが広がっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080804-00000016-mai-int
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